「フィールサイクル」というフィットネスをご存知ですか?
2012年6月銀座にオープンしたNY発祥のフィットネスで、専用のエアロバイクを使用し、 バイクをこぎながら腕立て伏せやダンベルなど様々な運動を行うフィットネスです。
FEELCYCLE(フィールサイクル)-暗闇バイクフィットネス
クラブのようなダウンライトの照明の中、大音量の音楽に合わせて行う新感覚のフィットネスであり、最近増えつつある「暗闇エクササイズ」の草分けでもあります。
目次
フィールサイクルに2年通った話
この記事では私がフィールサイクルに2年通って思ったこと、メリット、デメリットなどを詳しく解説させていただき、 「私の身体がどう変化したか」についてもお話させていただきます。
フィールサイクル記事まとめ
私がいままでフィールサイクルについて書いてきたすべての記事へはコチラのページから進むことができます。
フィールサイクルとスポーツジムとの違い(メリット)
早朝から夜遅くまでレッスンが可能
平日は早朝7時からレッスンが可能、ひと汗かいて気持ちをシャキッとさせてご出勤される人も。
この朝イチのレッスンは受ける人も多く、私が通っているスタジオ(都内)でも毎朝7割がた予約が埋まっている状態です。
レッスンは45分なので7時45分に終了すますが、結構な汗の量なのでみなさん急いでシャワーを浴びてバタバタ化粧して走って去っていく方も(笑)
ご自身のシャワーやメイクにかける時間と、会社までの時間を考えて早朝レッスンも大丈夫そうであれば、メリットの一つとなりそうですね。
また、平日の夜は21時30分が最終レッスンの開始時間ですので、お仕事の終わる時間が遅い方はだいたい21時頃までにスタジオに到着することができるのであれば平日も利用することができます。
一週間の時間割(例)はこのようになっており、土日や平日の18時30分以降のレッスンは満席になることが多いです。
エクササイズのレベルと音楽ジャンルが自由に選べる
フィールサイクルのスケジュールは、音楽とレベルの組み合わせで構成されています。
まずプログラムですが、全身運動を行う「Body Burnシリーズ」と足やウエストなどを重点的に動かす「Body Shapeシリーズ」があり、「Body Burnシリーズ」は初級者向けのから上級者向けまで1~3でレベル分けされており、「Body Shapeシリーズ」は足・ウエスト・背中別に分かれております。
こちらは、スケジュール表記の説明と、プログラムの強度と難易度を表した図です。
プログラム表記の説明です。
フィールサイクルは音楽に合わせて運動をする「サウンドエクササイズ」と呼ばれるカテゴリーにも入ります。
扱う音楽のジャンルはロック、ソウル、レゲエなどたくさんありますので好きなジャンルを選分ことができ、曲名についてはYoutubeで公開されていますのであらかじめ視聴して決めることもできます。
荷物が少なくて済みます(タオルやシューズは無料)
フィールサイクルはタオル(フェイスタオルとバスタオル1枚ずつ)が無料です!私個人としてはこのサービスは結構大きいと思います。
本当はバスタオルも持っていきたいのだけれど、荷物になるのでフェイスタオルで我慢っていう方も多いのでないでしょうか?(濡れた髪の毛、ぐるぐる巻きたくないですか?)
シューズも荷物になるアイテムの一つであり、なおかつ挫折したときにジャージのように使い道がなかったり(笑)
フィールサイクルではバイク専用のシューズが用意されているので準備する必要はありません。
常連さんになると、マイシューズを履いている方もいらっしゃいますが、ほとんどの方がスタジオになるシューズを使っています。
ウェアは上下200円でレンタルが可能、靴下については100円(たしか)で販売されています。
最低限ご持参いただくものとして、 下着だけあればあとはスタジオですべて調達ができますが、基本的には下着、靴下、ウェア、お水(スタジオでも購入可能100円/500ml)があれば余計なお金はかかりません。
開始30分前までキャンセル可能
予約やキャンセルは基本Webで行い、どのバイクに乗るかもそこで予約することになります。
お仕事で急にいけなくなっても開始30分前までキャンセルが可能ですので安心です。
満席のプログラムでも開始1時間くらい前からパラパラと空席が出始めることが多いです。
逆に言えば、満席のプログラムでも直前に空くことが多いので予約できることがあります。
他のスタジオでもレッスンが可能
所属スタジオ以外のスタジオでも1回1,000円でレッスンを受けることが可能なので、お出かけついでに立ち寄ることも可能ですし、スケジュールが合わず希望のレッスンが受けられない時は他のスタジオで受けることができます。
人気のインストラクターをお目当てにいろんなスタジオを行脚する方もいらっしゃるようです。
フィールサイクルとスポーツジムとの違い(デメリット)
平日の夜と土日祝は予約が取りにくい
スタジオによっては予約が取りづらい場合があります。特に銀座や新宿、池袋など利用者数の多い駅にあるスタジオは平日の夜と土日祝はすぐ満席になります。
逆に吉祥寺や中目黒などは比較的予約が取りやすいです。
ただ、レッスン開始30分前までキャンセルが可能ですので、だいたい1時間前くらいになると空席が出始めることがあり、特に平日の夜や雨の休日などは滑り込みで予約できる場合があります。
インストラクターの人気度によって予約の入り状況が顕著に表れてる場合もあり、大人気のインストラクターのレッスンは公開と同時に数分で満席になることも。
アメニティが最小限しか用意されていない
これはブランディングの事情もあるのでしょうが、スタジオ、ロッカールームともにとてもシンプルでスタイリッシュです。
スポーツジムやスーパー銭湯のように消毒済み/使用済みのブラシなどはありません。
ロッカールームに準備されているアメニティは、シンプルな容器に移し替えられたとろみのある 化粧水とコットン、綿棒、ヘアゴム、ドライヤーのみです。
私が所属しているスタジオの場合、洗面台のところにメイクも落とせる洗顔料のようなものがありますが、見る限り「落ちないメイク落とし」の類に入るものですので、必要な方は持参することをお勧めします。
看板には「ニューヨーク」と書かれていますが「入浴」はできません、シャワーのみです(笑)
シャワールームには、ボディソープとシャンプーは常備されていますが、 コンディショナーやトリートメント、洗顔料はありません。
本当に最小限のものしかありませんので、女性の方は男性より少しだけ荷物が増えることになるかもしれませんが、帰宅した後に改めてお風呂に入るつもりの方にとっては十分かもしれません。
また、パウダールームには椅子がございませんので、基本的には立ったまま身支度をする形になりますが、だらだらと場所を占領されたりすることもないのでメリットと捉えることもできます。
会費が安くない
初期費用として、入会金5,000円と会員証発行手数料500円が発生します。
その後、入会後の通い方に合わせてプランを選ぶことになりますが、プランによってはさらに初回費用(登録料5,000円)が発生します。
リミテッドメンバーはスタジオが限定されており(札幌、栄、岐阜、名古屋のみ)、大半がマンスリーメンバーですが、月に通える回数が少ないかた、続けられそうか検討中の場合はチケットメンバーから始めるかたもいらっしゃいます。
スタジオ別のマンスリー会費はこちら、スタジオによって金額が違います。
マンスリーメンバーは月30回までレッスンを受けることができますので、月30回通える方は1レッスン500円くらいになり安く感じるでしょう。
まずは月に通えそうな回数で計算し、1回あたりのお値段を出してみると安いと思う方もいらっしゃるでしょう。
フィールサイクルに2年通った結果
肩こりがなくなった
バイクを漕ぐエクササイズなのに?と疑問に思うかもしれませんが、意外と上半身使います。
むしろ、足はペダルに固定されているので基本的にはぐるぐる回っているだけであり、上半身を使っていろんな動きをします。
バイクを漕ぎながら腕立て伏せや、腕を屈伸させる動きをするので肩甲骨をよく使うことになり、結果的に肩がほぐれるのです。

フィールサイクルに通いだして明らかに肩ががっちりしてきたような気がしますし、友人にも「後姿がたくましくなった」と言われてしまいました(汗)
体重は減らないが体は締まります
フィールサイクルで検索すると、「痩せる」というキーワードが候補で出てくるように、みなさん気になるのは痩せるかどうかということですが、結論から言うと「体重は減りません」ただ、体は引き締まります。
受ける回数によっては痩せることはあるかもしれませんが、どちらかというと体重が減ることはあまりなく筋肉がついたり、新陳代謝が良くなるという効果があります。
足が太くなるのでは?という懸念もあるようですが、筋肉がつきますのでハイヒールを履いた時や背伸びしたときにヒラメ筋が綺麗に表れてきます。
腹筋への効果は微妙です
あくまでも私個人が体験した感想ですが、腹筋に効いているかというと少し疑問です。
BSWというウエストに特化したプログラムや、BSWiというさらにウエストに集中したプログラムがあるのですが腹筋(下っ腹)に直接効いている感じはありません。

フィールサイクルは私の免罪符
オフィシャルでは1回につき800キロカロリーを消費するといわれているフィールサイクルです。
全身運動ですし、汗もたっぷりかきますので、私は酒を飲むための「免罪符」と位置付けています(笑)
むしろ、「1回行けば1回飲んでいい」と自分ルールを設定することで、つらくても苦になりませんし漕いでる最中も「今日は何を食べようかな」なんて妄想してたりします(笑)
頑張った後のご褒美といった感じでしょうか。

フィールサイクルまとめ
運動は効果も大事ですが、いかに続くかも重要なポイントだと思いますし、始めたはいいもののすぐにやめてしまっては道具代も無駄になっています。
- 目的に対する効果
- 続けやすいかどうか
- 費用面
などなど、ご自身が何を優先するかにもよると思いますが、一人で黙々とトレーニングするのが苦手なかたにはフィールサイクルお勧めです。
音楽と照明がクラブ風なので、運動をしに行っているというよりは、テンション上げに行ってるような部分もあり、運動不足解消だけでなく、ストレス解消の要素もあります。
気になる方はトライアルレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。
体力的についていけるか不安になる方もいらっしゃるでしょうが、暗闇なのでバレません!ご安心ください(^^)
FEELCYCLE(フィールサイクル)-暗闇バイクフィットネス
フィールサイクル記事まとめ
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